データビジュアライゼーション サンプル

公開データのサンプルスクリプトで取得したデータを可視化したページです。 データ取得の手順はリポジトリ内のチュートリアルを参照してください。

一人当たりGDPの推移(World Bank Open Data)

出典: World Bank Open Data (指標: NY.GDP.PCAP.CD、CC BY 4.0)

平均寿命の推移(Our World in Data)

出典: Our World in Data (グラフ: life-expectancy、CC BY 4.0)

グラフで急減している箇所の背景

このように、平均寿命の急減は飢饉・感染症などによる大量死亡の兆候として 読み取ることができます。

参考: 第二次世界大戦期の各国の低下(同データより)

グラフの4系列以外の国も含めてデータを見ると、第二次大戦の影響が はっきり現れています。本土が戦場になった国ほど深いV字になる傾向があります。

注意点: データが無いことと、変化が無かったことの区別

中国の系列では、日中戦争(1937〜1945年)・国共内戦(1946〜1949年)の時期に 戦争による低下が見えません。しかし、これは「低下しなかった」ことを 意味しません。この時期の中国のデータ点は1930年・1934年・1936年・ 1942年・1949年と極端にまばらで、1950年以前の値は遡及推計です。 当時の中国には全国規模の人口動態統計がなく、戦時下の死亡は統計的に 捕捉されていないため、推計値は長期傾向をならしたものになっており、 戦争の急落は平滑化されてしまっています。実際には日中戦争・内戦で 膨大な死者が出ており、平均寿命はかなり下がったと考えられています。

対照的に、1950年以降は国連の年次データになるため、1959〜1961年の 大飢饉は鮮明なV字(48.8 → 33.4歳)として現れています。 ドイツ・ロシアの戦時期が欠損しているのも同じ問題です。 グラフに線が引かれているからといって、その期間の実態を正確に 表しているとは限らない点に注意が必要です。