世界の消費税率一覧

VAT(付加価値税)・GST(物品サービス税)・売上税の標準税率比較 | 2026年8月時点

標準税率ランキング(上位30か国・地域+日本)

日本は赤色で表示。軽減税率ではなく標準税率で比較。

税率の分布

消費税を導入している国・地域の標準税率のヒストグラム。

地域別の平均標準税率

消費税を導入している国・地域のみ対象(単純平均)。

消費税減税の事例

海外で実施された消費税(VAT)減税について、価格への転嫁(パススルー)と帰着・需要効果の主な研究結果。減税分がすべて消費者価格に反映されるとは限らず、対象品目・期間・市場構造によって効果が大きく異なることがわかります。

国・時期 減税内容 消費者価格への反映 その他の帰着・需要効果 研究・出典
フランス
2009年
レストランVATを19.6%→5.5% 当初の価格低下は約1.3%で、転嫁率は約9.7% 減税分の過半(55.7%)が最終的に店主・企業側の利益へ帰着(30か月後の推計。消費者13.6%、従業員18.6%、仕入先12.1%) Benzarti & Carloni, “Who Really Benefits from Consumption Tax Cuts?”
フィンランド
2007年
理美容サービスを22%→8% 22%→8%の大幅減税にもかかわらず価格低下は約6%(完全転嫁の約半分) サービス利用量はほぼ不変。価格を下げなかった小規模店が多く、競争の強い大規模店ほど転嫁率が高い傾向 Kosonen, VATT Working Paper
英国
2008〜09年
標準VATを17.5%→15%、13か月限定 減税直後は価格がかなり低下したが、効果は持続せず数か月で一部が戻った 小売販売量は約1%増加にとどまり、増加も主として期間前半と家庭用品などに集中。総消費支出への効果は約0.4%と推計。終了時に反動減 Institute for Fiscal Studies (IFS)
ドイツ
2020年
19%→16%、軽減税率7%→5%、半年限定 物価全体では機械的な価格低下分の約60%強が反映 減税を価格低下として認識した世帯では耐久財支出が大きく増加。時限減税の主効果は「消費の純増」より「購入時期の前倒し」。終了後に反動 ドイツ連邦銀行;Bachmann et al.
ポルトガル
2023年
一部食品を6%→0%、約9か月限定 対象商品の価格が直ちに下がり、減税期間中持続。税率復元時にもほぼ対称的に元へ戻った(ほぼ完全な転嫁) 食品小売では消費者帰着が非常に大きい例外的に良好な事例 Banco de Portugal Working Paper

全データ一覧

国・地域 地域 標準税率 軽減税率 現地での名称 備考